先日、北京オリンピック日本代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権が始まりました。
注目選手の活躍や新星の登場が気になるところですが、時速 100ｋｍ以上で泳ぐ「カジキ」をヒントに開発された、新型水着が投入されていることでも話題になっています。
空気中より何倍も抵抗が大きい水中では、いかに「水の摩擦抵抗を減らすか？」が速く泳ぐために大変重要なテーマです。
前回オリンピックの頃は、「サメの肌」をヒントに開発された、撥水性のサメ肌水着が一世を風靡していました。
新型水着は、魚のカジキがぬめりのある物質を体表に分泌して、水の摩擦抵抗を減らしていることに着眼。
吸水性があり水になじむ新素材を水着に組み込んでいるそうです。
海の生き物をヒントに開発されたハイテク水着。オリンピックに挑む日本選手の活躍に期待したいと思います。

4年に一度のオリンピックイヤー。
新江ノ島水族館は 4月16日に開館 4周年を迎えることができました。ありがとうございます。
生き物たちとともに、感謝の気持ちを込めてみなさんをお待ちしています。