2008年05月07日
トリーター:小谷野

くらげ採集の心得 ~くらげtempo~

本日は気持ちよく晴れて、風もなく、波もおだやかでまさに「くらげ日和」でした。
さっそく江の島にクラゲ採集に行ってきたので、きょうは『えのすい流クラゲ採集の心得』についてきょうはお話ししましょう。

一つ、晴れて波がおだやかな午前中に採集すべし
クラゲは透明で見つけにくいのですが、日がさしていればある程度の水深まで見通せますし、波が穏やかならば水面にぷかっと浮かんでくるので、捕まえやすくなります。
午前中の方が、だいたい海は穏やかなので午前中に採集に行きます。

一つ、上げ潮に採集すべし
上げ潮ですと、クラゲが岸に寄ってきます。
クラゲは比較的遊泳力が弱いので、潮の影響を受けやすいのです。

一つ、雨の日、大雨の次の日にはクラゲはいないものと思え
そもそも雨の日は水面が荒れるので、クラゲが見えません!
また雨水で海水の塩分が薄まると、クラゲは底に沈んでしまうといわれています。

一つ、いないと思っても、とりあえず網をひくべし
小さなクラゲは目ではなかなか見つけにくいのですが、意外といたりします。

一つ、ヒトのtempoではなく、クラゲのtempoに合わせるべし
ぱっと見てクラゲがいなくても、じっと待っているとぷかっ、ぷかっとクラゲが水面に浮かんでくることがあります。
漁港に採集に行ったときなどは、漁師の奥さんと世間話、あるいはクラゲ話をしながら、のんびり待つくらいの余裕が必要です。

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