2008年05月13日
トリーター:島津

カギノテクラゲのはなし

春から夏にかけて各地の海藻の間に見られ、傘は浅いオワン上で触手が途中で折れ曲がって見えるのでこの名前がつきました。
海藻につかまり、餌が近づくのを待ち、小魚などを捕まえて食べています。

きのう、このクラゲの採集に行ってきました。
今の時季の干潮は昼間の方が引きます。干潮時間に合わせて出かけ、胴長靴をはいて片手に網、片手にバケツを持って海藻の所まで行き、海藻表面をすくうようにするとクラゲが採れます。
また、その他にもエダアシクラゲやコモチカギノテクラゲも採れました。
このクラゲたちもあまり泳がず海藻につかまっています。
カギノテクラゲは皇室コーナーに展示されています。ぜひご覧ください。

カギノテクラゲカギノテクラゲ

皇室ご一家の生物学ご研究

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