2008年05月20日
トリーター:鬼丸

続々・サツキとツツジ

前回のトリーター日誌に、サツキとそのほかのツツジを見分けるのは難しいが、野生のサツキを見分けるのはそれほど難しくないと書きました。
そこで今回は、野生のサツキの見分け方について書きます。

野生のサツキの分布は関東以西といわれています。
北海道には野生のサツキはありません。
また四国にも野生のサツキは存在しないといわれています。

野生のサツキはどんなところに生えているかというと、川岸の岩の上などに生育しています。
常緑樹で、樹高は 1mほどにしかなりません。
葉の裏側に毛がはえていて、新芽が出てから花が咲きます。花は 5月から 7月にかけて咲き、おしべの数は 5本です。一枝に 1個、まれに 2個の花をつけます。

初夏の頃、川岸の岩場にツツジの花が咲いていたら、それはサツキだと思って間違いないでしょう。

関連日誌
[ サツキとツツジ? ]
[ 続・サツキとツツジ ]

RSS