2008年05月25日
トリーター:浜田

梅雨時の野生らんについて。

土曜・日曜と雨が降っていますが、入梅宣言の前に降る雨は走り梅雨といいます。
いよいよ梅雨に突入ですが、野山に咲く野生らんの仲間も梅雨時に多く咲きます。
6月の上旬には羽蝶ラン、芝生の中から茎を1本持ち上げてらせん状に咲くネジバナ、鈴虫の形に似たスズムシ草、6月中旬には高山に咲く一葉ラン、6月下旬には白鷺に風情を漂わせたサギ草などがあります。
この中で栽培が簡単なのは、羽蝶らんです。
小さな鉢で栽培し、成長しても 20cm前後で花色の種類も多く、入手が簡単で花の開花も長いのが良く、冬には休眠期があり、年間の管理が欄の仲間の中で一番簡単な花です。
らんに興味がある方には、ぜひとも栽培を進めたいと思います。

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