2008年07月23日
トリーター:大内

触るな危険

いよいよ夏休みがはじまりました。連日暑い日が続き海水浴など海に行かれる方も多いかと思います。
ですが海辺には危険な生物もたくさんいます。咬んでくるものや毒を持っているもの、さまざまな生き物がいます。
そこできょうは海辺の危険な生物を紹介したいと思います。

まずはゴンズイ。
海では珍しいナマズの仲間です。背びれと胸びれに毒を持っています。
ゴンズイの毒はゴンズイが死んでいてもなくならないので、もし死んでいるゴンズイがいても触らない方がいいでしょう。

また一見華やかに見えるミノカサゴ。
この魚もひれに毒を持っています。
夜行性で昼間は岩陰等に潜んでいるので岩場があるところでは注意してください。

砂浜にも注意が必要です。
エイの仲間は尾の付け根に棘があり、その棘に毒を持っているものも少なくありません。
これらエイは時折、砂浜など浅瀬にも出没することがあるので砂浜でも注意が必要です。

お盆を過ぎると出てくるといわれるのがクラゲです。
いろいろな種類がいますが、エイと同様毒を持っている種類が多いので、見かけたら近寄らないようにしましょう。

岩場で注意してほしいのがガンガゼとウツボです。
ガンガゼは一見ふつうのウニのように見えますが、よーく見るとふつうのウニより棘が明らかに長いとわかります。この長い棘にも毒があるので注意です。
またウツボはほとんど毒を持っている種類はいませんが、歯が鋭く咬まれると非常に痛いので、見かけた時はむやみに手を出さずそっとしておきましょう

といくつか種類を挙げました。
このように海には危険な生き物もたくさんいます。
楽しく海で遊ぶためにも、これらの危険な生き物がいるということを頭の片隅に留めておいて、楽しい夏休みをお過ごしください。

ガンガゼガンガゼ

RSS