2008年08月19日
トリーター:足立

クラゲ川柳対談 クラゲモリ×ジェリーフィッシュブリーダー

クラゲ川柳よもやま話 第二話

クラゲモリ(以下):
 たしか三話連続だったはず・・・
ジェリーフィッシュブリーダー(以下ジェ):
 全然連続してませんね・・・ 。
 第一話は・・・ 7月21日・・・
ジェ
 みなさん、お待たせしてごめんなさい。
ジェ:
 第二話は、最優秀作品の( 5)からですね。

( 5) くらげらく 飼育するのは らくじゃない

ジェ:
 そうなんです。
 わかっていただいてますねー。
ク:
 クラゲは本当に、楽~って思ってくれてる
 のかなあ。
ジェ:
 そう信じつつ、技術革新していきましょうよ。
ク:
 おお、それでいつか、飼育するのも、らくに
 なる日が・・・
ジェ:
 でも、らくじゃない飼育を、楽しんでるところ
 もありますよね。
ク:
 この句の作者もそこのところ、何となくわかって
 るんじゃないですか。

( 6) 泣きたくて クラゲに教わる 癒しかた

ジェ:
 クラゲが「癒し系動物」っていうのは、よく
 聞きますね。
ク:
 作者が泣きたいのをこらえてクラゲを見ている、
 繊細な感情が伝わってきます。
ジェ:
 単純に、クラゲに癒されるっていってない
 ところ。
ク:
 そう、癒し方を教わるの。
ジェ:
 やさしい感じが漂ってますね。

( 7) ゆらゆらと みなもにうつる 海の月

ク:
 きれいな情景ですね。
ジェ:
 うつってるのは、空の月ではありません。
ク:
 海の月は 1個でしょうか?
 いろんな種類がいっぱいいるんでしょうか?
ジェ:
 どちらにしても、こんな状況に遭遇すると、
 私たちは、つい「それっ、採集だー」って
 なってしまいますね。
ク:
 そうですね。
 この句は、がつがつしないで、たまには心静かに
 クラゲのいる風景を楽しみましょうと、ささやいて
 くれているようですね。

(しばし、クラゲの水槽の前で、ぼーっとする 2人。)

ジェ:
 あっ!もう、ショーの時間ですよ!
ク:
 うわーっ、着替えなきゃ!

ジェ
 あしたは第三話をお届けします。
 ではっ!急げー!

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[ クラゲ川柳よもやまばなし 第一話 ]
[ 夏の風物詩:クラゲ川柳 ]

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