2008年09月22日
トリーター:鬼丸

ハミズハナミズ?

今、秋の彼岸です。きょうは今の時期、盛りを迎える花、ヒガンバナのはなしです。

ヒガンバナは、なにもないところから花茎が伸び、秋の彼岸の頃、真っ赤な花が咲く、非常に印象的な植物です。
このヒガンバナの仲間には、有名なところでは、アマリリスやクンシランなどがあります。そのほかスイセンもヒガンバナの仲間です。

ヒガンバナは、わりと身近なところで見られる印象的な花なので、別名が多い(一説では 1000余り)ことでも知られています。
なかでも、私が気に入っている別名は『ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)』です。
これは、葉のあるときには花は咲かず、花が咲くときには葉がないことから名づけられたものです。
まさに、この植物を言い表している名前です。

ところで新江ノ島水族館にも、ヒガンの名のつく魚がいます。ヒガンフグです。
こちらは春の彼岸の頃によく獲れるので、名づけられたようです。
通のあいだでは、トラフグよりうまいといわれています。

ヒガンフグヒガンフグ

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