2008年09月25日

なまえをいただきました!

先日 13日に、今年誕生したバンドウイルカ 2頭とフンボルトペンギン 1羽の命名式があり、たくさんの応募の中から、フンボルトペンギンの雛には『コハク』という名前を頂戴いたしました。
名前の由来は、お母さんが『ハク』ということで、その子どもなので「コハク」です。
ちなみにお父さんの名前は『ジャンボ』です。

このペンギンの名前を募集したところ、何と約 6,000通近くのご応募がありました。
これだけ多くの方々に関心を持って頂いているとは思いもしませんでしたので、担当者一同大変感謝しております。

この雛は 3月17日に生まれ、この時の体重が 83g、その約 1か月後の 4月15日には 2,300g、5月15日の生後 60日目では 4,060gまでに成長しました。
その後も体重を定期的に測定していましたが、ある時期から体重が少しだけ減少した時がありました。
その原因は、両親からの「吐き戻し⇒未消化の魚」量を段々と減らし、与えなくなり始めた為であります。
それはなぜかといいますと自立のためで、自然界では自発的に餌を捕食しなければ当然生きていけないので、両親がそれを雛に身を持って教えていたのです。

自然界では大体 120日ぐらいになると自立するのです。
しかし、『コハク』の場合は両親に甘えに甘えて、何と 162日目ようやっと自立して私たちトリーターの手から直接食べるようになりました。
こうなると、もうおとなに混じって餌の時間になると我先にと餌のもらう順番をめぐって競っているのは良いのですが、最近では私の足まで餌の催促で噛み付いてきます。
まあ、元気なのは良いですが、手当たりしだい突付いたり噛んだりするようなペンギンにだけはなって欲しくないものです。

フンボルトペンギンのコハクフンボルトペンギンのコハク

ペンギン・アザラシ

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