2008年09月29日
トリーター:豊田

フク( 29)の日

みなさん、初めまして!!
新人トリーターの豊田です。
これからよろしくお願いします m( _ _ )m

さて、きょう 29日は、何の日かご存知ですか?
そう、ニクの日!!
と、いいたいところですが(お肉大好きなもので・・・笑)、ちょっと読み方を変えて、きょうはフクの日なんです。
フクとは、みなさんもよ~く知っている魚、フグの別名なんです。

“えのすい”で一番大きい相模湾大水槽には、たくさんのフグたちが生活しています。
シマフグ、トラフグ、ハコフグ、ハリセンボン、ヒガンフグ、ショウサイフグ、アカメフグ、キタマクラ・・・
などなどざっとあげるだけでも、こんな感じです。
あっ、ダイビングショー「フィンズ」でおなじみのカワハギなんかもフグの仲間なんです♪

このフグたち、水を吸い込んでぷく~っと膨れている姿がイメージでき、かわいいなぁと思っている方も多いと思いますが、実はちょっと怖い魚なんです。
フグは、テトロドトキシンという、たった 2mgで人 1人が死んでしまうほどの強~い毒を持っているんです。
といっても、この毒、生まれながらにフグが持っている訳ではなく、成長の過程でこの毒を持つ動物を餌として取り入れることにより、持つようになるそうです。
毒は外敵から身を守る為のもののようで、最近ではフグが敵に襲われそうになって体を膨らます時に、体表から毒を出していることも確認されています。

大水槽のフグたち、平和なのかどうなのか、私はまだ膨れている姿を見たことはありません。でももしフグが膨れていたら、それは、敵から身を守るために毒をだしている時かもしれません。

大水槽に生活しているフグたち、全種類見つけたら、貴方にもフク(福)が来るかも!?
ぜひ探しにいらしてください(^^)

ハリセンボンハリセンボン

相模湾ゾーン

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