2008年10月19日
トリーター:秋山

海の栗

こんにちは!すっかり秋になりましたね。
みなさんはこの秋どこかに行かれたりしますか?
秋は食べ物が美味しい季節なので、梨狩りや巨峰狩りとかもいいですよね!

そんな秋の味覚の一つに栗があります。
みなさんはお好きですか?
海にも「栗」という漢字を使った生き物がいるんですよ。
さてなんでしょう。

そう、見た目からもわかるように『ウニ』です!

一般的にウニの仲間は体表が多数のトゲで覆われています。
あのトゲは棘(きょく)と呼ばれていて、 彼らは棘皮動物(きょくひどうぶつ)に属します。

その棘は根元から大きく動かすことが出来、棘の間にある細い糸状の管足を使って、ゆっくりと移動することができます。
普段は岩に張り付いていることが多く、岩のくぼみなどに入り込んでいるものもいます。

そして、主に食用とされるのはバフンウニやエゾバフンウニ、アカウニやムラサキウニなどです。
ウニのどの部分を食べているかというと、ウニの成熟していない精巣と卵巣です。

よく目にする「雲丹」という漢字は加工されたものを指し、「海栗」や「海胆」は生きている状態のウニを指します。

棘に覆われたウニだけではなく、スカシカシパンのようなウニの仲間もいます。
ぜひ、いろんなウニの仲間たちを探してみてください。

エゾバフンウニエゾバフンウニ

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