2008年11月01日
トリーター:森田

“えのすい”のクリスマスツリーといえば!!

ハロウィンも終わり、えのすいではクリスマスの準備が着々とおこなわれています。
そして“えのすい”のクリスマスといえば、デンキウナギのクリスマスツリー!!
きょうはクリスマスツリーを華麗に光らせてくれる「デンキウナギ」についてお話します。

デンキウナギの体色は灰褐色で白い斑点があります。
そして、目は退化していてほとんど見えていません。
ではどのように水の中を泳いでいるかといいますと、魚には側線といって水流や水圧を感じ取る器官があり、その側線がデンキウナギはとても発達している為、スムーズに泳ぐことができるんです。
またえら呼吸をしていますが、たまに水面に上がって口で息継ぎをしないと苦しくて溺れてしまうんです。
魚なのに以外ですよね(笑)

さて、デンキウナギが放電できる電気の強さはどのくらいかご存知ですか?
自然界で象や馬が踏んでしまい感電したという話を聞きますが、その電圧はなんと最高で 600~ 800 Vといわれています。
普段使っているコンセントの電圧は約 100Vですから、その 6~ 8倍強い電気を発生させるんです。
人が触ってしまったら大変なことになります。
こんなすごい電気を発生させることができるんですが、欠点もあるんです。
それは、電気を発生させる為には膨大なエネルギーが必要で、何回も電気を発生させることができず、かつデンキウナギに触れていないと感電させることができないんです。
そのため普段、獲物である魚を麻痺させて動けなくしてから捕食するんですが、失敗してしまうと魚には逃げられてしまいます。
そして放電すると自分はものすごく疲れてしまうんです。

デンキウナギのクリスマスツリーはきょうから見ることができます。
みなさんぜひ見に来てください。

デンキウナギのクリスマスツリー点灯デンキウナギのクリスマスツリー点灯

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