2008年12月14日
トリーター:北田

世界にはばたけダイオウグソクムシ

きょう“えのすい”に、とある高校生が尋ねに来ました。
私の家の近所の工業高校で、ロボットを見せていただきました。

さて、何のロボットでしょうか?

正解はダイオウグソクムシとカブトガニです。
とうとうここまで来ました!
ダイオウグソクムシのロボットです。
本物より少し大きめで、ちゃんと 7対の脚が付いてワラワラ動いていました。
頭にはセンサーがあって後ろに下がったり横に避けたり、そして・・・ 丸まります!
全部は丸まりませんでしたが感動しました。
歩くときの機械音、
「ワシャーン・ワシャーン」って本物持ったときに聞こえそうだなあ・・・ と最初思っていたような音でした。

カブトガニも前方にセンサーが付いていて、そして眼の上を押したときなどに尾を振り上げていました。
どちらもとってもかっこ良かったです。
ガン○ムプラモデル好きの私にとってはたまりません。
ダイオウグソクムシの展示が始まってから 1年と 3か月、みんなが知らない深海生物を展示して見た方はさまざまな印象を受けて帰ります。
そして、このように別の形になって生き物を知るきっかけができるというのは本当に嬉しいことです。
このロボットをコンテストで展示した時には、当館のダイオウの写真を横に並べてかなりの反響があったようです。
いろいろな角度から生き物を知るきっかけができるというのは本当に良いことだと思いました。

ダイオウグソクロボット。
深海生物展Ⅱがあったら絶対に展示します!

ダイオウグソクムシダイオウグソクムシ

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

RSS