2008年12月15日
トリーター:山下

☆内視鏡検査☆

本日開館前の朝 8時、イルカショースタジアムでは海獣類チームのトリーターが一同に集まり、あることがおこなわれていました。
それは・・
バンドウイルカの「内視鏡を使用した検査」です。
俗に「胃カメラ」と呼ばれているこの機器はみなさんにも馴染み深いですよね。

今回の場合は、まず陸場に動物を上げ、先端にカメラがついた長いコードを口内から入れていきました。
体長 2m 80cmの対象個体で、最深 1.5mまで奥深く挿入するとそこは第 1胃。
外から見るとちょうど背びれの下辺りになります。
モニターを見ながら胃内のあらゆるところを探っていきます。
その結果、確認した範囲では、胃内に異物を発見することはありませんでした。
しかしながら、動物たちは餌と間違えてさまざまな物を誤飲してしまうことが少なくはありません。
みなさん一人一人の心がけがとても大切であると思います。
自然に対して優しい気持ちを持ち、ゴミはしっかり決められた場所に捨てるようにしましょうね!

バンドウイルカバンドウイルカ

イルカショースタジアム

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