2009年02月09日
トリーター:北田

深海授業へおいでやす


先日、京都府京丹後市のとある小学校で、深海の授業を行ってきました。いつもエチゼンクラゲの採集でお世話になってる漁協の近くの小学校です。

今回は深海授業をぜひ地元の小学校で!というご依頼に応え、京都へと向かいました。
漁師さんにとっては嬉しいことですが、エチゼンクラゲは今年は 3個体ほどしか見なかったそうで、私もウエットスーツで定置網に入る機会もありませんでした。

深海授業は小学校の 5時間目を特別授業としていただきました。内容はしんかいの話、潜航談、水圧実験に加え、今回は初めてダイオウグソクムシの触れる標本も使ってお話しました。

「ダンゴムシって、どれくらいの大きさ」

「これくらい」

子供たちが小さなダンゴムシをイメージしてから箱を開け、

「キャーーー」

ダイオウグソクムシを見た途端、悲鳴が響き渡る・・・ 。
去年深海展時の体験館ワークショップで学んだことを活かして、授業内容もアレンジしてみました。

・深海のお話
・しんかい6500潜航談
・水圧実験
・冷凍シロウリガイ
・ダイオウグソクムシの触れる標本

まだまだ面白くなりそうだ・・・

さて、次はどこへ行きましょうか?

先生方、生徒さんそして漁師さん、地元のみなさまありがとうございました。

深海授業深海授業

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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