2009年02月23日
トリーター:北嶋

チョウセンバカマ


またの名をトゲナガイサキといいます。
きのう水族館にやってきた珍しい魚です。

南日本の深場に棲んでいて、“えのすい”のトゲナガイサキは沖縄の水深 200mで獲れたそうです。
懇意にしている沖縄の方から「めずらしい魚が獲れたよ!」との連絡があり、さっそく送ってもらったところこの魚でした。
神奈川県でも採集記録がある相模湾にもいる魚で、幼魚時代は浅いところでも見られるようです。
幼魚は、カゴガキダイのような縦じまですが、大きくなると横じまに変わって、模様もだんだん薄くなってきます。
“えのすい”に今いる個体は横じまがはっきりしていて、大きさもあと 10cmくらいはおおきくなりそうな若魚です。

深海コーナーのエビスダイやアカザエビのいる水槽で展示していますので、ぜひこの珍しい魚をチェックしてみてください☆

そして、この水槽・・・
あすまたはあさってにはもっとめずらしい生き物が入っているかもしれません。
乞うご期待!

航海日誌をどうぞ)

楽しみだ^^。

トゲナガイサキトゲナガイサキ

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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