2009年03月02日
トリーター:森田

魚偏に春で・・・


きょうは暖かくて春を感じさせるような天気ですね。
そこで今回は魚偏に春と書く『鰆』について少し。
ところでみなさん『鰆』ってどう読むかご存知ですか?
これはサワラと読むんです。

サワラは成長すると名前が変わる出世魚で、

 40cm~ 50cm → サゴシ
 50cm~ 60cm → ナギ
 60cm以上   → サワラ

なんですよ。
大きいものは 1mを超えるサワラもいるそうです。
そして口の中には鋭い歯が生えていて、自分と同じくらいの大きさの魚を捕食してしまうそうです。

でも、食べると美味しいんですよね。
魚偏に春と書くぐらいなので、春が旬と思っている方も多いと思いますが、実は秋から冬が旬な魚なんです。
ではなぜ魚偏に春なのかというと、産卵のため春になると沿岸に現れ、人目に付きやすく「春を告げる魚」といわれるようになったことから『鰆』と書くようになったといわれています。

旬な時期は終ってしまいましたが、魚の中で一番サワラが美味しいともいわれています。
旬な時期にぜひ一度ご賞味ください(^^)

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