2009年03月09日
トリーター:小谷野

クラゲで感じる春の訪れ


からっとした冬晴れの日々が終わり、春の雨が降り、日増しに暖かくなってきましたね。
私は花粉症なので、くしゃみや涙目で悩まされるようになると、春がすぐそこまで近づいていると毎年感じます。

さて、海でも冬から春への変化が起こっています。
江の島では春を告げるクラゲ、カミクラゲが今、まっさかりです。カミクラゲは髪の毛のような触手を、ふわっと広げて漂うクラゲです。

また、ウラシマクラゲ、コモチカギノテクラゲも江の島周辺の海で見られます。
ウラシマクラゲはまるでイースター・エッグのようなかわいいタマゴ型のクラゲ、コモチカギノテクラゲは、親クラゲの傘の下に小さな子クラゲが発生して増えるおもしろいクラゲです。
朝観察すると、クラゲがきのうの 2倍ほどに増えていてびっくりすることもあります。

きょうご紹介したクラゲたちは現在クラゲファンタジーホールで展示中です。
どのクラゲも、まもなく咲くサクラの花のように寿命が短いクラゲですから、お早めに“えのすい”においでください!

カミクラゲカミクラゲ

クラゲファンタジーホール

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