2009年04月13日
トリーター:大内

フグの親戚はヘビー級


ちょうど 1週間前に、三重県の熊野というところで体重が 1tを超える魚が水揚げされたそうです。
どんな魚が水揚げされたと思いますか?

私はジンベエザメや巨大なホホジロザメなどのサメの仲間が水揚げされたのだと思っていたのですが、この 1tを超える魚というのがマンボウなんです。
あのボォ~っとして海中や海面を漂っているような魚が、1tを超えてしまうのです。
1tといいますと、イルカショースタジアムにいるバンドウイルカ、3~ 4頭分の重さなのですが、マンボウの最大記録はなんと 2.3tという記録が残っています。

マンボウは一般的な魚よりも身体の大きさに対して身体の幅が平たく、尾びれと腹びれを持たないという変わった形をしています。
こんな形をしているマンボウなのですが、相模湾大水槽の中にいる魚の仲間でもあるんです。
何の仲間かといいますと、フグの仲間なんですね。
正面からフグを見たりすると、

あぁ~、似てる!!

と思うかもしれません。

みなさん、フグを見る時はちょっとマンボウを思い浮かべながら見てみるとおもしろいですよ。

マンボウマンボウ
※マンボウは展示しておりません。

相模湾ゾーン

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