2009年04月17日
トリーター:岩崎

海の恵みに感謝!


相模湾各地でシラス漁が解禁になりました。今年は豊漁だそうです。この季節ならではの生シラス、シーズンに一度は食べたいですね。

春は海藻の季節でもあって、冬の冷たい海で成長したさまざまな種類の海藻が収穫されます。
相模湾では名物のワカメやヒジキの他にも、「アカモク」が注目されています。

アカモクはホンダワラの仲間。気泡を持っているので、水中を立ち上がるように成長します。長いものでは 5m以上。
生態系の中では「藻場」や「流れ藻」を形成する種類として重要なアカモク。
一生は一年間。最後に岩場を離れ、一部は気泡で浮くため海を漂います。
流れ藻となったアカモクは、稚魚やウミガメの子どもなどの隠れ家、命を育む「海のゆりかご」としての役割を果たします。

食べる際は湯通しして、酢の物や味噌汁の具などにします。「シャキッ」とした気持ちの良い食感が特徴で、ミネラル豊富な健康食品としても人気です。

豊かな海の恵み「アカモク」。ぜひ一度お試しください。

相模湾ゾーン

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