2009年04月19日
トリーター:伊藤

要塞にて一日水族館


4月17~ 18日におこなわれた理化学研究所(通称:理研)の一般公開に出張してきました。
ミズクラゲとオオグソクムシの展示を行い、「しんかいのおはなし」と題した体験講演をおこないました。
手動で 1000mの水圧を作り出すことができる「加圧水槽」を用いて、カップラーメンの容器に水圧をかけると、みるみる「変化」していくようすにみなさま、大変驚いてくださいました。

ところで、理化学研究所、国内随一の研究所だけあって、ものすごい広さです。
敷地内に立ち並んだビルの一つを見学させていただいたのですが、内部はどこまでも地下にのびており、そこには、当館のイルカショースタジアムの何倍もあろうかという「地下空間」が。
さらにそこには、その地下空間の大半を埋め尽くす、超巨大な機械が威圧感を放っていたのです。
まるで地下要塞、すさまじいの一言でした。

その他にも複雑な演算をこなす巨大コンピューターやら、貴重な物質の抽出機やら、どれも科学の先端をいく設備が立ち並んで壮観でした。
そんな空間の中でゆったり漂うクラゲ、のんびり歩くオオグソクムシは、お客さまの心に安らぎを与える役割を担ってくれたようです。

一般公開の様子一般公開の様子

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