2009年06月06日
トリーター:倉形

カエルが『ワン!?』


折角の週末、今朝方からの雨が降り続き気分的に嫌なハッキリとしない天気です。
最近晴天が長続きしませんね!そろそろ関東地方も梅雨入り間近という状況でしょうか?

しかし、自然界ではこの時期を待ち望んでいた動植物がいます。
中でも「紫陽花」や「カエル」たち、雨に濡れ色とりどり輝きを魅せる紫陽花、そして田んぼでは雨乞いなのかそれともはたまた求愛なのか大合唱をするカエル。

つい先日、テレビを見ていたらあるバラエティ番組で何んと「ワン」と鳴くカエルが日本に生息するということで調査した結果、長野県の茶臼山高原にいることが判明しました。

タゴガエルの仲間で、そのカエルが生息する村名が「根羽村=(ねばむら)」ということで和名は『ネバタゴガエル』で、現地で生息調査した時のVTRに姿は映し出されてはいないもののその鳴き声の「ワン」とハッキリ録音されていました。
私はその鳴き声を聞いた瞬間、衝撃を受けました。
世の中にこんな鳴き方をするカエルが存在するとは・・・。

初めはどうせバラエティ番組の面白い話題のひとつぐらいにしか思っていませんでしたが、ある意味、世紀の大発見ではないか?と思いました。
因みにこのカエルはその村の天然記念物に 2006年2月に指定されています。
なので残念ながら「ネバタゴガエル」は新江ノ島水族館では展示していませんが、現在川魚のジャンプ水槽の隣で日本の里山で生息するカエル 4種「ニホンアマガエル」「ツチガエル」「ヤマアカガエル」「トウキョウダルマガエル」がこの雨空の下、みなさまを心よりお待ちしておりますのでぜひ会いに来てください。

ニホンアマガエルニホンアマガエル

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