最近テレビのニュースは「衆議院選挙」の話題が多いですね。
30日はいよいよ投票、私も行きますよ～！

さて、投票といえば当館の動物たちの名前もみなさんからの募集によって決定する場合があります。
ショースタジアムの個体を例にいたしますと、2000年ミレニアムの年に誕生した「ミレニー」やアテネオリンピックの年に生まれた「アテネ」・・
最近では昨年の6月に誕生したバンドウイルカ、「オリン」と「ピック」もオリンピックの年にちなんで、お客さまがつけてくださった名前なのですよ。

以前は私たちトリーターが動物の名付け親でした。
キタオットセイの「スバル」とゴマフアザラシの「太平」は、浜田トリーターによって命名されました。
この由来を今回はご紹介いたしますね。

「スバル」は当館生まれ。
母親が「青」と名付けられた個体でした。
青・・・ブルー・・
といえば､みなさんは何を想像されますでしょうか・・？？？
私ですと単純に空や海を思い浮かべるのですが、
浜田トリーターは違いました。
和名を「すばる」というプレアデス星団をイメージしました。
高温の星が集まっているため、青白く光るこの星星から、「スバル」と名付けることにしたのです★☆
何だかロマンチックですよね！

「太平」は今から 12年前の 1997年5月15日平塚の馬入川で浜田トリーターによって保護されました。
まだ小さな子どもだったそうですよ。
太平洋側で発見されたことから「太平」と命名されたそうです。
ミナミゾウアザラシのみなぞうが生前の頃は仲良しコンビであったことも記憶に新しい「太平」。
“えのすい”にやってくる前、そんな過去があったことを本人は覚えているのでしょうか。。。

みなさん、“えのすい”の裏側ちょっとだけ知れましたかか・・・？
そんなドラマを想像しながら、動物を観察するのも面白いかもしれませんね！