2009年08月24日
トリーター:浜田

ハマナス


歌「知床旅情」で、全国的に広がったハマナスの花ですが、色は何色?花の姿は?と聞かれるとなかなか出てきません。
ハマナスは、夏に赤い花を咲かせます。花はお茶などに使われ、果実はローズヒップとして食用になります。
皇太子妃雅子様のお印でもあります。
北海道、東北地方、日本海側の海岸の砂地に自生します。

名前の由来は、果実が梨に似た形をしていることから「ハマナシ」という名が付けられ、そこから「ハマナス」に訛りました。
果実は『親指ほどの大きさで赤く、弱い甘みと酸味があり』と植物図鑑に載っていましたが、実際に試食すると、果肉は薄く中は種だらけ、空洞もありピーマンをかじる様でした。
しかし栄養価は高く、1個の実の中に含まれるビタミンCはレモン 17個分、ブロッリー 5株分で、のど飴などに使われています。

このハマナスを身近で見ることができます。その場所は、新江ノ島水族館のイルカショースタジアムの外側、国道寄りの緑地です。ぜひお立ち寄りを。

ハマナスの花と実ハマナスの花と実

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