2010年01月08日
トリーター:足立

「入ります」


きょう 1月8日は、イチ、ハチで、一か八か(イチカバチカ)の「勝負事の日」なのだそうです。
言葉の意味は、「運を天にまかせて、思い切りやってみること」ですが、もともとこれは、博打で使う「丁か半か」という言葉に由来しているという一説があります。「丁」の字の一番上は、「一」ですね。そして「半」という字の一番上の‘チョンチョン’は、反対向きに「八」と書かれることもあります。これらの部分をとって「一か八か」という言葉ができたとか。

さて、新江ノ島水族館にいる魚で「一」と「八」関係する種類はいないだろうかと考えてみましたら、かっこいい魚が 2種類いましたよ!相模湾大水槽に暮らす約 90種類の魚の中で遊泳スピード同立首位の 2種類。
ダイビングショー「フィンズ」をご覧になったことがある方は覚えていらっしゃるでしょうか、ブリとカンパチです。体全体の形は、水の抵抗が少なくて速く泳ぐのに適した紡錘形をしていて、とてもよく似ていますが、縞模様の入り方を見ると、手っ取り早く見分けることができます。
ブリは、目のところから尾びれにかけて、すーっと「一」の字が一本あります。
カンパチは、口の先から目を通って背びれに達する斜めの縞が体の両側にあり、これを上から見ると、「八」の字に見えます。機会があったら、ぜひご確認ください。

さて、1月8日というのは、もうひとつ、元号が変わって「平成」が始まった日でもあります。ふと最近の自分を振り返ってみると、もともとのんきな性質にさらに磨きがかかり、このところ特にのんべんだらりだらだらと日々を送っているように思いますので、この 2010年は、なにかひとつ大きなことに挑戦して、どーんとぶつかってみようと思います。一か八か?平成の大勝負です。活!!

ブリブリカンパチカンパチ

相模湾ゾーン

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