2010年02月01日
トリーター:伊藤

久しぶり!サンゴにジュース


私ごとで恐縮ですが、配置転換により、しばらく担当を離れていた逗子沖のサンゴをまたお世話できることになりました。
きょうは 3年ぶりの餌やり。
もちろん、展示としてはずっと見てきたわけですが、飼育係にとって逗子沖サンゴの醍醐味は、何といっても餌やりです。
やや深い場所に生息する彼らは、南の海のサンゴと違って、太陽を浴びて糧とすることができません。
骨があること以外はほとんどイソギンチャクで、きれいに「咲かせる」にはせっせと餌を与える必要があります。
開館して間もなくの頃、当時担当だったトリーターが何時間も水槽に張り付いて「小さなお刺身」を何十個もあるサンゴの口一つ一つに与えていたのが思い出されます(私も手伝っていましたが、あれはあれで面白かったです)。
その後、試行錯誤の末に、現在はオキアミなどさまざまな素材をブレンドした特製ジュース(具入り)を与えて現在に至ります。
これからもせっせと餌やりに励み、美しい景観をみなさまにご覧いただけるよう頑張りたいと思います。

相模湾ゾーン

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