2010年03月16日
トリーター:北嶋

父の愛


今バックヤードでは、タツノオトシゴの仲間がまもなく展示へ出るため待機しています。
この仲間は、なかなか水族館であたえている解凍餌に餌付きません。
ですので、活きのいい小さなエビ、アミ類を特別に用意しなくてはなりません。
これらは購入もできますが、ちょうど今の時期は海岸の波打ち際へでかけると、採集することができます。
わたしの上司であるIトリーターは、彼らの為に、毎日のように海岸へでかけていきます。
きょうのような荒波の日も、ずぶぬれになっても真剣に魚たちが餌を食べているか心配して果敢に出かけていく姿は、飼育生物への愛に満ち溢れています。
彼は西チーム(※)の魚たちの父親のような存在です。

そんな尊敬するIトリーターのように、私もあすは海へ繰り出して学びたいとおもいます。

イバラタツイバラタツ
西チーム(※)
魚類チームは、おおざっぱではありますが、西側と東側で分かれて作業をしています。
西側のチームは、主に深海コーナーからクラゲファンタジーホール、冷たい海・暖かい海ゾーンの展示エリアを担当しています。

太平洋

RSS