2010年03月15日
トリーター:秋山

イルカショースタジアムの花


だんだんと春の陽気になってきて、道端にはいろいろな花が咲き始めてきました。花はいいですよね~。

さて、海の生物にも「ハナ」が名前に付く生物がたくさんいますが、イルカショースタジアムにもいるんです。
それは、「花巨頭(ハナゴンドウ)」という鯨の仲間。

ハナゴンドウは、幼い頃は全身が灰色っぽい体色をしているんですが、壁に身体をこすり付けたり、仲間同士でじゃれ合った時にできた歯の傷跡が、白く残る体質をしていて、その白く残った白い模様が全身に散りばめられた花びらのように見えることと、大きな頭をしていることから花巨頭と呼ばれているんです。

以前、何度かハナゴンドウの『ビーナ』についてご紹介させていただきましたが、現在はイルカショースタジアムにある一番奥側のブリーディングプールでのんびりと生活をしています。

“えのすい”に来て今年の 1月で 22年が経った『ビーナ』と、今年の 6月で 2歳になる子どものバンドウイルカ『ピック』に、ホースから出る水をかけて遊んでいると、その水を奪い合うぐらい元気一杯です。
ぜひ、会いに来てくださいね!

ハナゴンドウ「ビーナ」ハナゴンドウ「ビーナ」

イルカショースタジアム

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