2010年04月24日
トリーター:神応

旬のコウイカ


4月23日にリニューアルオープンした相模の海ゾーンの中に、旬の水槽があります。現在はその中で、今が旬の「コウイカ」、「カミナリイカ」を展示しています。

コウイカは甲烏賊と書き、背の軟骨が石灰質で出来た固い甲羅のようになっている為、この字が当てられています。
別名スミイカ、マイカともいわれています。
本州中部以南から南シナ海に分布しており、相模湾の産卵は冬から初夏にかけ沿岸の浅い所まで来て産卵します。
この時期を狙って漁師さんは漁をおこなっています。
定置網やシラス漁で取れています。

旬の水槽をよく観察して見ると、メスが産卵しているところが見えると思います。
卵は砂にまぶして産み付けています。

別名スミイカといわれるように墨を吐いて逃げます。
墨を吐く量は多く、水槽内が黒くなる時があります。
この墨は料理などに使われています。

卵がふ化して小さいコウイカの赤ちゃんが出てくると思いますので、ぜひ、見に来て観察して見てください。

コウイカコウイカ

相模湾ゾーン

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