2010年06月20日
トリーター:神応

釣り採集


昨日、えのすいトリーター 3名で今回初めて地元の海、小田原方面へ釣り採集をおこなってまいりました。
なぜ釣り採集をおこなうかといいますと、漁師さんは獲らない魚で、普通に見られる魚なので、どうしても水族館で展示飼育したい魚なのです。

水族館での採集はいろいろあります。
定置網の魚採集、磯採集、干潟採集、海藻採集、クラゲ採集、流れ藻採集、川魚採集などがあります。

当日の天気は、関東梅雨の時期に雨に当たらず、くもり空でした。
現地に着くとトラックを駐車場に止めて、初めての場所なので、まず、釣り場所を見学して魚がいそうなところを決めました。
早速釣りの準備をして投入すると、竿先にあたりが有り、あわせるとネンブツダイが釣れて来ました。
針から外しバケツに入れ、エアーポンプを動かし酸素不足にならない様にしました。
それから、お目当てのニシキベラ、ホンベラ、キュウセン、オハグロベラ、クロムツなどが釣れ、トラックの 1tタンクの方に移し入れて収容しました。
17種類の魚を釣ることができ、とても良い成果を上げました。
そして、釣り針でキズ付いている口を治す為、薬浴をしながら水族館に戻り、魚の員数をしながら相模湾大水槽、岩礁水槽、沿岸水槽に展示収容いたしました。

たくさんのネンブツダイ、ホンベラが群れをつくり泳いでいますので、ぜひ見に来てください。

ネンブツダイネンブツダイ

相模湾ゾーン

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