2010年09月13日
トリーター:小谷野

海の贈り物


先日ウミガメの調査で近くの砂浜を回っていたところ、青くて美しい海の贈り物が砂浜に漂着していました。

1つは「カツオノエボシ」
風船のような浮き袋が目立つクラゲです。
この部分は触るとプクプクしていて感触がおもしろいのですが、浮き袋の下にある青くて長い触手に触れると大変です。
刺されるとビリビリッと電気が全身に走ったようになることから、電気クラゲとも呼ばれています。

もう 1つは「ギンカクラゲ」
銀貨の下にある青い部分が触手です。
1個体に見えますが、たくさんのクラゲ(専門的には個虫といいます)が集まって 1つの形を作っています。

カツオノエボシもギンカクラゲも海面に浮かび、風に吹かれて帆走するなんとも優美なクラゲです。

砂浜を散歩していると、サクラガイなどのきれいな貝やおもしろいものが流れ着いていることがあります。
海が荒れた次の日が狙い目です。

カツオノエボシカツオノエボシギンカクラゲギンカクラゲさて、これは何でしょう?さて、これは何でしょう?

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