今年は寒いですね。
1月25日は「日本最低最気温の日」だそうです。
1902年のこの日に、北海道の旭川市で－ 41.0℃を観測したのが、日本の最低気温の公式記録となっています。
ちなみにその後 1978年の2月17日には、幌加内町の北大演習林で－ 41.2℃が記録されました。
こちらは非公式記録なのだそうですが、2月17日は「天使の囁きの日」とされています。
「天使の囁き」とは、ダイヤモンドダストのことだそうです。
ダイヤモンドダストは、大気中の水蒸気がごく小さな氷の結晶になって降るもので、よく晴れた朝など、気温が氷点下 10℃以下の状態のときによく発生するそうです。
見てみたいですね～！

「天使」といえば、新江ノ島水族館についこの間やって来た「深海の天使」クリオネ。
マイナス 10℃まではいきませんが、当館で一番冷たい、設定水温 1℃の環境に、あのオオグチボヤの「ホャ」と、お隣どうしで暮らしています。

たぶん多くの人が、寒いより温かい方が好きでしょう。でも、冷たいからこそ、寒いからこそ、冬だからこそ楽しめることもたくさんあるし、そのようなところに暮らす生きものもたくさんいるので、どんどん紹介していきたいと思います。
が、その環境を人工的に作り出そうとすると、技術的にも、見栄え的にも、金額的にも、結構難しいもので、まだまだ乗り越えなければならない問題が山積みです。