～「クラゲの日」活動報告～

毎月 9日は、えのすいクラゲの日。
先月に引き続き、きょうは第 2回目にございました。

昨夜は遅くに霙まじりの雨が降り、今朝方もわずかに雪が舞っているのを見かけましたゆえ、きょうもクラゲに会うことは叶わぬと、私は、正直半ばあきらめておりました。
大将の坂場と、今回または新たに募集した頼もしき同士ら 14名とともに、「江」の島へ向かい、まずは漁港を訪れました。
ここで基本的なクラゲ採集の所作などを同士らに説明するのをしきたりとしておりますゆえ、まずは海水の汲み方からと、やってみせたところ、なんとバケツの中には偶然にもウラシマクラゲが入っていたのでございます。
これには私も驚いてしまい、思わず大声を発してしまいました。
みんなのテンションも一気に上がり、漁港、そして隣のヨットハーバーにて、その後もよき時間を過ごすことができました。

はじめは期待できぬと思っておりましたが、蓋を開けてみましたら、ウラシマクラゲと、カミクラゲがそれぞれ 1匹ずつと、そのほか 1～ 2mmほどの小さなクラゲ・・・
おそらくシミコクラゲ、オオタマウミヒドラ、ヒトツクラゲの 1種を採集することができたのでございます。

こたびのこの嬉しき予想外の成果は、
「私に頭で考えているだけではダメだ、体を動かせ」
「自然を見くびるな」
といふことを改めて思い出させてくれました。

でもまあ、クラゲが採れたことはもとより、なによりみんなが楽しそうだったゆえ、私にはそのことが一番の嬉しき成果でございました。
第 3回目も楽しみじゃ～。

[ バックナンバー ]
「江」の島より申し上げまする