2011年02月22日
トリーター:寺沢

ネコが鳴く

そこここで、ネコが鳴く。
ニャン、ニャン、ニャン、とネコが鳴く。
巷では、きょうはネコの日!子ネコの日?

意外と知られていないが、ネコは交尾で排卵する。
排卵の起こり方には 2種類ある。
交尾の刺激が加わらないと排卵が起きない交尾排卵動物、ウサギ、ネコ、フェレットなど。
排卵のために交尾が必要でない自然排卵動物、ヒト、家畜、ネズミなど。

交尾排卵動物には 2種類ある。
排卵可能な卵胞が常にあり、メスはいつでも交尾が可能なウサギ型。
卵胞群が排卵可能な大きさになった時、交尾をしなければそれらは退化するネコ型。

知ってる人は知ってるが、ラッコの交尾は激しい。
水中で交尾をする。オスは背後からメスに抱きつき、メスの上唇や鼻に咬みつく。時には、メスの鼻鏡から出血がある。呼吸のために浮上してきたときでも、オスはメスに咬みついたまま離れない。

憶えている人はいないかもしれないが、昔の江の島にはオスのラッコしかいなかった。残念ながら、激しい交尾はお目にかかれなかった。

友人知人に聞いた。本で調べた。ラッコは交尾排卵動物か、と。
イタチの仲間は交尾排卵なので可能性はあるとは思うが?
出産時期はほぼ周年記録されているが、成書によっては季節性がある??

ネコの日に、あれやこれやとラッコの交尾を考えた。

“えのすい” の「ネコ」ザメ“えのすい” の「ネコ」ザメ

タッチプール

RSS