2011年03月03日
トリーター:豊田

ホタルイカ来たり、春もすぐそこ!?


本日未明、ベテランの神応トリーターと、新進気鋭の鈴木トリーターが、- 3℃(予報では)の小田原で定置網漁船に乗船してきました。
あまりの寒さに、身も心も!?冷え切ってしまったそうです。でも、水族館に持ち帰る生き物を収容するタルの中は、ホッカホカ。

なんと!?ホタルイカを搬入しました。神応&鈴木トリーターの話によれば、ホタルイカは、網の中で光っていて、ぐるぐる動き回っているので、分かりやすいそうです。きょうは、捕まえているそばから、漁師さんがホタルイカをたき火で焼いて食していたそうで、なんともいえないいい匂いの中、「 1つください」ともいえず、せっせと、みなさまにお見せするためのホタルイカを採集してきた!!とのことでした。

スーパーなんかで見られるホタルイカはボイルしたものが多く、中々生を見る機会は少ないと思います(私もほとんど見たことがありません)。
トリーターが、欲望に負けず頑張って持ち帰った、生きているホタルイカは、すぐに深海コーナーへ展示し、きょういらしていただいたお客さまにはなんとかご紹介できました、実は、長い“えのすい”の歴史の中でも恐らく初めての展示です。

飼育の難しい種で衰弱も著しいため、あすの展示は難しいと思いますので、ご了承ください。
ちなみに、鈴木君は、我慢しきれず船の上に落ちていたイカに手が伸びたそうな・・・。あくまで噂です。

※展示は終了いたしました。

ホタルイカホタルイカ

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

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