2011年03月05日
トリーター:崎山

サンゴの日


3月5日はサンゴの日。WWF(世界自然保護基金)が、サン( 3)ゴ( 5)の語呂合わせから 1996年に制定したといわれています。サンゴを通して海の大切さを伝えようというものです。
当館にはサンゴを扱った水槽が 2つあります。
一つは、冷たい海暖かい海ゾーンにある「サンゴ礁水槽」です。みなさんがパッと想像されるような、暖かい海の生き物が展示されています。暗めの館内にあって非常に明るく目につく水槽です。順路を進んでエスカレーターの直前で左を向いてください。大きめの窓が眼に入ると思います。

もう一つは、相模の海ゾーンにある「逗子沖のサンゴ水槽」です。逗子沖の根をイメージした水槽で、いわゆるキサンゴの仲間を中心に展示しています。キサンゴのキは樹木の木です。こちらはもともと深めのところにいる種類が展示されていて、水槽は明るくないのですが、華やかさは全くおとりません。
当館の前半の展示では見どころのひとつとなっていて、写真を撮る方もたくさん見られます。もし写真を撮るときはフラッシュを使わないで撮影しましょう。

相模湾は昔に比べてずいぶん荒れてしまったといわれます。でもまだいろいろな生き物が見られます。なるべく多様な生き物が子孫を残していけるような相模湾を次世代に渡していけたらと思います。

逗子沖のサンゴ水槽逗子沖のサンゴ水槽

相模湾ゾーン

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