3月7日、8日、JAMSTECのブルーアースシンポジウムが開催されました。
JAMSTECとは日本が誇る深海の研究所である独立行政法人海洋研究開発機構のことです。
あの「しんかい6500」を持つ研究機関。
宇宙航空研究開発機構のJAXSAとともに、私たちにロマンを与えてくれる日本の大事な研究所のひとつです。
その研究活動の一年の研究成果が発表されるのが「ブルーアースシンポジウム」なのです。
なんと 100題以上研究課題の発表があるんですよ。

生き物から地質まで、深海の最先端の研究成果が発表されるのです。
大人も子供も誰でもが無料で参加して聞くことができるので（今年は終わっちゃいましたが）来年はぜひ参加してみてくださいね！
口頭発表はちょっと難しいお話が多いですが、ポスター発表は研究者の方とほぼ一対一なので優しく説明してくれるのでオススメです。
ちなみにえのすい“”は、水族館では唯一毎年発表しています。
普段語る時間があまりありませんが、ここでは時間の限り“えのすい”の深海について語りまくりますので聞きに来てくださいね！

それはともかく、振り返ってみるとよくもまあこんなにも深海漬けの日々になったものです。
大学 4年生の時に先生のお手伝いで乗った調査航海。最初で最後かと思いきや、大学院の 2年間も深海の研究をさせてもらい、「しんかい6500」の支援母船「よこすか」での 1か月のパプアヌーギニアの航海にまで参加させてもらいました。
さすがにこれで深海ともさようならかと思っていましたが、その後、えのすいトリーターとして深海コーナーの担当に。
4年前のこの時期に人生の岐路があったんですね。
今も就職活動している方がいらっしゃると思いますが、頑張ってくださいね！

はなしがずれましたが、JAMSTECのイベントが 3月19日にもありますので、深海好きの方はぜひ参加されてみてはどうでしょう？
私も行こうと思っています。