2011年05月17日
トリーター:今井

川魚採集で思ったこと


先日、『川魚のジャンプ水槽』用の淡水魚採集に行って参りました。
いつも容易に採集できる場所は、ヨシノボリなら此処、オイカワなら其処という具合に、種類によって決まっているのですが、今回はオイカワの採れる場所の様相が変わってしまいました。
まだ工事の途中と思われましたが、川底の土砂が平らに整備され、網を打つポイント(魚溜まり)を見つけるのが困難でした。
またポイント毎に大きなニゴイが掛かり大暴れして、持ち帰りたいオイカワを皆逃がしてしまう状況でした。
ここは、もう少し経つと綺麗な親水場所となるのかも知れません。
私は『水辺の観察会』などで、夢中で生き物を採った後、「観察したら、またもとの場所に放してあげましょうね~!」と先生(今はその立場ですが)にいわれると、泣きじゃくる子供の気持ちがよ~く分かります(自分もそうでしたから)!
生活のために採集する人、遊びで採る人と目的はいろいろありますから、採集禁止の場所が増えるのも止むを得ない現状ですが・・・ 。
とりあえず私としては、その場所に着くと『自然』に対して、「ほどほどに遊ばせていただきます ∠('-'」という姿勢で採集しています。

川魚のジャンプ水槽川魚のジャンプ水槽

相模湾ゾーン

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