2011年05月29日
トリーター:笠川

あしたはピッカピカ☆


普段、水槽にコケなどがついた場合は、モップ等でこすったり、時には潜って掃除をします。
クラゲ水槽も日常はモップ等でこすってコケなどを落とすのですが、どうしてもだんだん底や隅の方に汚れが溜まってきます。
また、水槽内や配管にイソギンチャクやポリプがついてしまうこともあるので、定期的にがっつり掃除をする必要があります。
魚などの水槽は潜って掃除をしてしまいますが、クラゲ水槽はクラゲに刺されるため、潜っての掃除はできません。
そのため、水族館が閉館した後、クラゲを全部すくい出し、水槽内の水を全て排水して、水槽の中に入って、せっせと掃除をします。

裏話をすると、クラゲファンタジーホールのミズクラゲとアカクラゲの水槽は、表から見ると大きな水槽だなぁ~と感じますが、実は水槽の幅は 45cmほどしかありません。
ただ、高さがあるので、入る時には梯子で入ります。
中で作業していると、何だか自分が展示生物になったようで変な感じがして、面白いです。

きょうは、せっせとパシフィックシーネットルの水槽を掃除しました。あしたは、ピッカピカの水槽で、クラゲたちもいつもより美しく見えるはずです。

掃除してきれいになった水槽はやはりとても気持ちがいいものです。

パシフィックシーネットルパシフィックシーネットル

クラゲファンタジーホール

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