現在、平塚では 2か所の定置網漁の漁師さんにお世話になり、乗船採集をおこなっています。
今は、マアジ、タチウオ、クロダイ、アカカマス、マサバなどが獲れています。

先日の漁で入手したシログチは、漢字で書くと白愚痴と書きます。釣り上げた時や、産卵時に浮き袋を震わせてグーグーと音を出し、愚痴をいっているように聞こえることから、別名グチとも呼ばれます。また、関東ではイシモチと呼ばれます。
肉質は淡白で、塩焼きや刺身の他、蒲鉾の材料にも使用されます。
シログチは沿岸水槽の水深 60ｍ水槽に展示しています。
最初の頃は、口先に傷を負っていて、何日も餌を食べない日が続いたため心配しましたが、やっとケガも治り、オキアミ、イカの切り身などを食べるようになりました。

なかなか状態良く展示しにくい魚なのでぜひ沿岸水槽を覗いて見てください。