2011年06月17日
トリーター:唐亀

今週のオススメゴコロ


砂浜には着々と海の家が造られているきょうこの頃、梅雨らしいあまりすっきりとしない天気が続いておりますが、みなさま如何御過ごしでしょうか。
それでは今週のオススメ行ってみましょう。

今週はモンキマメゲンゴロウ如何でしょう。
丸い窓のある「キッズ水槽」にモンキマメゲンゴロウが登場しています。
1cmに満たない小型のゲンゴロウですが、流れのあるところにいる種類で、平地の田んぼなどでは見られません。
他の大型のゲンゴロウより、後足が小さいためか泳ぐ時はシャカシャカと忙しそうに泳ぎ回るのが大変コミカルでかわいらしいです。
ただ、やはり「虫」ですので、虫の苦手な方にはおすすめできませんね。

ところで、キッズ水槽には他にも、ホトケドジョウやカマツカなど、淡水生物がお目見えしています。
何だか少しずつ変貌していく予感・・・。

続いてはタツナミガイは如何でしょう。
マトウダイと共にキッズ水槽に展示されている、まっこと地味なアメフラシの仲間ですが、実はタッチングプールに隠れキャラとして 2匹いるんです。
ちょっと見石に見えますが・・・。
知らずに掴んだりしたら鳥肌モノでしょうが、これを見ていただいてからなら、そーっと優しく触ってみてください。
けっこうクセになってしまうかも?です。
あ、掴んだり、水から出さないのはお約束でお願いしますね。

ところで、相模湾大水槽にくらすイシガキダイのモノドンは、最近めっきり私たちの相手をしてくれません。
一番大きなイシガキダイと仲良さそうに泳いでしまって、呼んでも来ないことが多いいのです。
でも、ショーの後には何ともなく寄って来ます。
ただサボりたいだけなのでしょうか。
逆に、元深海王子のパートナーのカゴカキダイのひまわりくん(「くん」までが名前)は絶好調!
くるくるくるくる回る回る。
が、しかし、ここで餌盗り兄弟の登場です。
彼らはイサキ。やや大ぶりなのと小ぶりな2匹で、もう、図々しいことこの上なくまた大変狡猾なのであります。
トロンは彼奴らが来ると、一気に意気消沈してしまうほどです。
ここは逆転の発想で、うおゴコロファミリーに入れてしまうとか・・・?

モンキマメゲンゴロウモンキマメゲンゴロウタツナミガイタツナミガイ

相模湾ゾーン

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