2011年06月20日
トリーター:浜田

谷戸(やと)


関東の丘陵地が長い時間をかけて浸食され、形成された谷状の地形を「谷戸」といいます。
また千葉県では「谷津(やつ)」、東北地方では「谷地(やち)」とも呼ばれています。

私の住む藤沢市引地川周辺にも、この谷状の地形、谷戸が残っています。
この谷戸の保全の為、藤沢市では棚田の復元とホタルの保護をおこない、40年前の田舎の風景を見事に復元し、6月の始めより夕方から夜 9時ごろにかけて、棚田ではカエルの鳴き声が響き、林の中からホタルが現れ、低い木々の上を飛び交う風景を見せてくれています。

このような谷戸を知ることができたのは・・・
棚田復元の会の友人より誘いがあり、ホタルの夕べに出かけました。
40年前、四国の田舎より藤沢市の田舎六会にやって来たようすが、ホタルの飛び交うの風景を見ながら走馬燈のように蘇り、感激の余り目から水が出て来ました。
年ですねぇー

この感激を伝える為、6月15日、飼育係員 9名によるホタル観賞会を決行、谷戸に出かけました。
私の予想通り感激の声。
棚田復元の会のみなさま、感謝です。

ちなみにきのうの飛び交うホタルは 10匹でした。

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