2011年07月31日
トリーター:崎山

節電


今年の夏の話題といえば、なんといっても「節電」です。
駅などでは今まで当り前に動いていたエスカレーターが止まり、夜は街灯や店の看板などを消しているところが多く暗くなりました。
ちょっと危ないかなあと思うこともありますが、とりあえずは普通に生活できています。今まで、無駄に、贅沢に、電気を使いすぎていた、そう感じます。

さて、水族館はどうか。
実は、水族館は電気がなければ成り立ちません。当館も契約電力が 500kw以上のいわゆる大口需要家です。当然、電気事業法第 27条による使用制限が課せられています。

今夏に向けては、当館の施設管理チームを中心に、節電対策を準備してきました。基本的な補修や掃除をおこなう、照明を減らす、LED化する、エアコンの設定温度の調整、エアコンの室外機へ水をかけて負担を減らす準備、機器によってピーク時の使用制限をする、などなど・・・。
そして、7月1日以降は、館内のリアルタイムの電力需要量を見ながら、必要に応じて策をとる、という対応を毎日続けています。

6~ 7月前半は暑くて、どうなるかと心配していましたが、いつぞやの台風以降、気温的には落ち着いております。でもまだ先は長いですから、気は抜けません。
お客様には極力、迷惑がかからないように万全の態勢でお待ちしております。

節電結果を掲出節電結果を掲出LED水槽照明LED水槽照明

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