2011年09月26日
トリーター:大内

神出鬼没


今年の夏もとても暑かったですね。
私は毎日ウエットスーツに着替えて朝から水を浴びていました。
そんな暑さの厳しかった今年の夏に不思議なことが起こっていたんです。
なんと海のない埼玉県でクラゲの大量発生が報告されたんです。
海ではなく、ではどこにクラゲが大量発生したのかといいますと公園の池なんです。
実は大量発生していたのはマミズクラゲという海水ではなく淡水に生息するクラゲなんです。しかもこの公園では 3年連続してマミズクラゲが確認されているそうです。

このマミズクラゲはまだ詳しい生態がわかっていません。ただ大量発生した翌年には発生しないことが多いのですが、この場所では 3年連続発生していて極めて珍しいとのことです。
大きさは 2~ 3㎝と小さく寿命も 2~ 3週間と短いため詳しい生態がまだ解明されていないそうです。

マミズクラゲはいませんがえのすいにもクラゲがいます。現在 18種類のクラゲを展示しています。なかでも私のオススメはタコクラゲです。
クラゲはゆっくりと水中を漂うイメージなんですがタコクラゲはそれを払拭するように水中でかさをせわしなく動かして漂っているんです。タコクラゲのクラゲなのにゆっくりとしていないようすが私は好きなんです。


みなさんもぜひせわしないタコクラゲを見に来てください。

マミズクラゲ(昨年展示)マミズクラゲ(昨年展示)タコクラゲタコクラゲ

クラゲファンタジーホール

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