2011年09月30日
トリーター:佐野

今週のオススメ


“えのすい”では今夜館内のあちこちがハロウィン色に染まっていきます。
そこで今週は、もう日本でもすっかり定着したハロウィン関連の生き物をご紹介します。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュ
今年のえのすいハロウィンは「骨」に注目。
館内にもさまざまな生き物の骨格標本が登場します。
そんな骨が動いたら?
トランスルーセントグラスキャットフィッシュは「半透明」の意味を持つ小型のナマズです。
半透明ですので、骨の動くようすが見られます。
みなさんが普段、焼き魚を食べたあとに見られるような、魚の脊椎骨がなんともなめらかな動きを見せてくれます。

ガンガゼ
この辺の海でもよく見られ別段珍しい訳ではありませんが、この機会にじーっと見てみてください。
たくさんの長い棘の真ん中にある丸い膨らみ。
なんだか暗闇の中に浮かび上がる目玉のように見えてきませんか?(本当は肛門なのですが・・・ )
長い刺も影を感じるとわさわさと揺らしてなにやら妖しげです。
この棘、刺さりやすく返しが付いている上に毒まで持っているので、我々にしてみれば大変厄介ですが、この棘の隙間に小さな魚やエビが守られて暮らしているのだそう。
身近な生き物の不思議な魅力を発見できるかもしれません。

今回紹介した 2種は、テーマ水槽でご覧いただけます。
この 2種以外にもハロウィンを盛り上げてくれる生き物がお目見えするほか、イベントやワークショップも盛りだくさん。
えのすいハロウィンへぜひ遊びに来てください。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュトランスルーセントグラスキャットフィッシュガンガゼガンガゼ

テーマ水槽

RSS