2012年03月05日
トリーター:唐亀

天狗が来る

以前テングハギのことをこちらでお話しましたが、最近、仲間になりたそうにこちらをみているのでそのようすをご紹介いたしましょう。

相模湾大水槽でおこなっているうおゴコロ。突然ショー中に見慣れない、いや見慣れてはいるけれどこんな所では見たことが無い魚がさも当たり前のように目の前にいるのです。それがテングハギ。
体長 50cm位でおでこに角がある特異なキャラクターです。最初は偶然と思いましたが、明らかに指先を見ています。餌盗りイサキのように横から餌をくすねようとしているのか、指に噛みつこうとしているのか。他の魚たちの相手をしながら意識はテングハギに集中です。
おちょぼ口ながら立派なタラコ唇は、口角が上がっていて にっと何かを企むような悪い笑顔で、よく見ると尖った歯が見えています。かまれたら痛そうだなぁと思いながら、接近されると手を握ってかまれやすそうな指先は見せないようにしていました。

ショー後、再び潜水すると「モノドン」とともに私の所にやってきます。「モノドン」と回った後、まだいるのでアサリを差し出してみました。私の予想をはるかに上回るのんびりさで「はむ」とアサリをくわえると、もふもふもふと口に入れた後、ぶほっと吹き出しました。
なんだ、アサリはお気に召さないのかと、ムキエビを手渡すと今度も「はむ」とくわえて、口に入れる前にぷっと吹き出すのです。しかし、餌を食べないくせに指は見ているので、モノドンのように手をだしてゆっくりと回ってみると見事に回りました。そこですかさずアサリを差し出すと「はむ」、そしてもふもふぶほっ。

新しいうおゴコロのメンバーとしてはキャラがたっているので「お前、仲間になれ」とつぶやきました。正面やや上から見ると某人気海賊漫画に出てくる狙撃手に顔がにているもので・・・。

テングハギテングハギ

uogokoro(うおゴコロ)

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