2012年03月26日
トリーター:水村

壁越しの世界が気になる・・・。もしもし?


こんにちは。
3月も終盤というのに、まだまだ朝と夜は冷えますね。 海沿いにある“えのすい”では、冷たい風が時々吹いています。

さて、きょうはフンボルトペンギンの「フク」のお話をしたいと思います。
出勤してからペンギンプールを観察中、なにやら「フク」がアクリルの壁の周辺をウロウロとしていました。
ずっと見ていましたが、止まる気配なし。
この行動、どっかで見たことがある・・・ 。と思った私。

そうです。以前、お話しました「ユメの脱出計画」です。
でも今回は何か違うように思いました。
なぜなら、「ユメ」の時のようにジャンプをしたり、開いている隙間から覗いてみる。というような行動は見られなかったのです。

脱出は試みてはないようですが、となりが気になる・・・ 。
確かに、隣の世界には気になるものが山ほど有ります。
どれが「フク」の魅力になっているのかは不明ですが、もしかしたら壁の直ぐ横にある部屋が気になるのかな?

ここには今、「ジャンボ」と「ハク」が子育てをしています。
実は先日、3月22日、23日と「ジャンボ」と「ハク」の卵がふ化しました!
雛が誕生したんですよ。
今、この 2羽は子育ての真っ最中。
ひょっとしたらフクも、この雛や子育てをしているのが気になるのかもしれないですね。

みなさんが来館された時、その雛が見れるかどうかは分かりませんがぜひ、見に来てください。
そして、雛だけでなく、「フク」も観察してみてください。

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