2012年04月23日
トリーター:神応

今が旬


相模湾のシラス漁が3月に解禁になりましたが、水温が低いため取れませんでした。しかし、サクラが咲いた頃から、少しずつ獲れ始めています。
シラスは主に、カタクチイワシの稚魚、そして、マイワシの稚魚が少し混じっています。
湘南シラス丼をぜひ賞味ください。

実は、毎年シラス漁が始まるとコウイカ、カミナリイカが獲れ始め、旬の水槽に展示しています。
コウイカは漢字で書くと甲烏賊と書きます。背中の軟骨が石灰質できた硬い甲羅のようになっている為、この字が当てられています。別名スミイカ、ハリイカといわれています。

カミナリイカは大型のイカで胴の長さが 30cmぐらいになり、胴の表面にキスマークのような紋があるのが特徴です。そして、体の色彩がいろいろと変わるので、とても面白いです。

この時期、相模湾に産卵のために沿岸近く寄って来て海藻などに産卵いたします。そこに、待ち構えているのが漁師さん達です。定置網、刺し網などで、漁獲されます。
“えのすい”も旬ということでイカ類を展示しています。イカはとてもきれいで、人気のあるいきものです。

コウイカコウイカ

相模湾ゾーン

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