2012年06月20日
トリーター:武藤

バンドウイルカのマリン


みなさんこんにちは。
きょうは水族館産まれのバンドウイルカ「マリン」についてお話します。
「マリン」は 2002年 7月 15日に、飼育下では初となる四世のイルカとして水族館で産まれました。
四世のイルカというのは、「マリン」のお父さん、そしてお祖父さんも水族館で産まれたということなんです。

「マリン」は水族館で産まれ、産まれた時から近くに人がいる環境で育った為かとても人懐っこい性格をしていて、人がプールの近くを通っていることに気が付くと、必ずといっていいほど近寄ってきて遊んで欲しそうにしています。

「マリン」はとても遊び好きで、時間があれば「マリン」と遊んでいるのですが、「マリン」と遊ぶ時に、一つ気をつけなければいけないことがあるんです。
それは、「マリン」がいろんなものを噛んで遊ぶのが大好きだということです。
玩具をプールに入れてあげると真っ先に噛んで遊ぶ「マリン」ですが、玩具を噛むことが好きというよりは、噛むこと自体が好きなようで、玩具でなくても噛んで遊ぼうとするんです。
「マリン」自身は悪気は無いと思うのですが、イルカですから、遊び感覚の噛みも私たち人間にしてみればかなりの痛さなんです。
私も何度か噛まれた経験があるので、その痛さは覚えています。

そんなちょっと危なっかしい「マリン」ですが、とても人懐っこく遊び好きなので、私はなんとか「マリン」に楽しんでもらおうと、いつも口元に近づくのを避けつつ体を撫でたりしながらなんとか一緒に遊んでいます。

バンドウイルカ「マリン」バンドウイルカ「マリン」

イルカショースタジアム

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