2012年07月18日
トリーター:加登岡

実習生


実習担当になってそろそろ1年が経ちます。
この 1年でさまざまな学生が実習にやってきました。
自分が学生のころ実習に行った時には、とても緊張したことを思い出します。
しかし、今の学生たちは緊張をしていても、とても真面目で積極的な学生が多いです。

実習では飼育員の仕事や、動物たちの飼育方法などを教えています。
教える時にはどうすれば伝わるか、どうすれば分かり易いか考えながら説明するように心がけています。
しかし、実際にはなかなかうまく行かないものです。
そんな時は先輩トリーターの分かり易い説明の仕方を聞いて学んでいます。
実は、相手に分かり易く伝えるというのは動物たちとも共通していて、言葉の通じない相手にどうすれば伝わるか工夫してトレーニングをおこなって行くのです。

実習をおこなううちに、実習生からさまざまな質問をされます。
その質問を受ける度に、学生がどんなことを疑問に思っていて、何を学びたいのかが分かり大変勉強になります。
一方で、私自身まだまだ分からないことが多く、質問されてもすぐに答えられないことが少なくありません。
そんな時は調べることで、できるだけ答えてあげられるように努力しています。

まだまだ実習担当として未熟ですが、実習生が少しでも多くのことを学べるように、実習生が学ぶと同時に自分も学んで成長して行きたいと思います。

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